迷惑YouTuberの影響でYouTubeが厳しい規約に変更→オワコンへ?

2018年7月25日

昨日、YouTubeから私のもとに一通のメールが届きました。YouTubeの規約変更で私のYouTubeチャンネルが近々収益化対象から外れるそうです。

私はYouTubeで稼いで生計を立てているYouTuberではありませんし、YouTubeから得ている収益も月に500円程度という微々たるものなので影響は殆どありません。

しかし、YouTubeの収入で暮らしていこうと考えていた駆け出しYouTuberや中堅YouTuberにとっては阿鼻叫喚地獄が始まったようです。

迷惑YouTuberの影響でYouTubeが規約変更

YouTubeは動画投稿で収益を得ることが出来るプラットフォームです。動画の再生が多いほど収益が大きくなります。

ここ最近、動画の再生数を稼ぐため「とにかく過激な内容で目立ってしまえばいい」という考えの迷惑YouTuberが増えていました。

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上に挙げた記事は一例に過ぎません。まさに迷惑YouTuberの氷山の一角です。過激なYouTuberによる質の低い動画が増えています。

このような過激な動画が増えてしまえばYouTubeに広告を出している広告主が一斉に動画広告を引き上げる可能性が出てくるのでYouTubeは対策に乗り出しました。

YouTubeはこういった不正行為への対策として、YouTube パートナー プログラム(YPP)のアップデートを行っています。

収益化がより難しくなったYouTube

YouTubeはこれまで通り誰でも動画投稿が可能ですが、動画に広告を表示して収益を得るためのYouTubeと動画投稿者の契約である「YouTube パートナー プログラム(YPP)」がより厳格になりました。

具体的には以下の条件を満たしていないとYouTubeチャンネルの収益化が不可能になりました。

  1. チャンネル登録者が 1,000 名以上。
  2. 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上。

YouTubeから収益を得るためには、この2つの条件を同時に満たしている必要があります。

既に、YouTubeとパートナーシップを結んでいても、この新しい規定が適用されるため、小遣い稼ぎ程度の気持ちでYouTubeのチャンネル運用をしていた人は稼げなくなるでしょう。

条件のうち、チャンネル登録者数1,000は比較的簡単に突破できそうですが、12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上は難易度の高い条件だと思います。

YouTubeから収益を得続けるには「総再生時間4,000 時間以上/年」を維持し続けなくてはなりません。

再生回数ではなく、再生時間の合計なので、きちんと最後まで見てもらえる質の高い動画を投稿していないと突破は難しくなります。

人気YouTuberは動画の内容も審査される

さらに、YouTubeは以前より収益化が難しくなっただけでなく、既に人気のあるYouTuberが投稿している動画の内容もチェックする方針に切り替えました。

YouTubeは広告主に「高リスクコンテンツ」つまり政治的論争や暴力的,性的コンテンツ,戦争関連,そして冒涜といった厄介なテーマを扱うビデオを避けるオプションを用意している。

Google,人気YouTubeチャンネルを監視へ

今後、過激な内容の動画には広告を表示したくないという広告主が増えれば、YouTuberはそういった動画から収益を得ることは難しくなるでしょう。

とにかく注目を集めてしまえばいいというような、自分の利益しか考えていないYouTuberは淘汰されるはずです。

これからYouTubeはどうなるのか?

YouTubeの不正行為対策はこれで終わりではないかもしれません。パートナーシップが今後さらに厳格になる可能性もあります。

過去に「好きなことで生きていく」と人を煽ってYouTuberを集めた後での方針変更なので、YouTubeは自らの利益にならないYouTuberは消えてしまっても構わないという考えなのでしょう。

YouTubeでお金を稼ぐには、かなり本腰を入れて動画制作をしなくてはならなくなったため、小遣い稼ぎ程度の気持ちでYouTuberになった人はいなくなると思います。

このYouTubeの規約変更でYouTubeが良くなるのか? それともオワコンに近づいていくのか? は今はまだ分からないので、今後も注視していきたいと思います。

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